MM法とは


MM法とは株取引におけるテクニカル分析の1つの手法

皆様ご承知の通り、株取引において、ある銘柄の売買を行うとき、その売買判断の基準をどこに置くかを推測するのに2つの基準、フアンダメンタル分析とテクニカル分析があります。
このような分析をしないで、ただ証券会社の店頭で得た情報、あるいは出版物ないし情報誌から得た情報に頼ることによって、個人投資家はどのくらい損を被ってきたでしょうか。そこにプロ達と個人投資家の違いが厳然と存在します。
このテクニカル分析においても、プロの用いるものをそのまま自分のものとするわけには行きません。その理由は、次の通りです。

テクニカル分析を専門とするテクニカルアナリストは存在します。株価情報を流すTVの画面で常に見ることが出来ます。これらプロ達が行う分析とは、直近の株価がそうなった原因を、何種類ものテクニカル手法から、その銘柄の値動きにマッチしたものを取り出してきて説明します。つまり都合のよい後講釈です。自分は常にこの手法によってこのように成功したとは決して言いません。これは多くのテクニカル手法を知っておけばよいだけの話です。これでは私達個人投資家にとっては意味のないことです。つねに一定の手法によって、その銘柄の値動きを予測するなら、それは個人投資家にとっても福音でしょう。残念ながら今までそのようなテクニカル分析を見たことがありません。

MM法はその詳細は後述しますが、テクニカル手法の1つです。これによって全ての銘柄の値動きの予測に常に成功するとは言いません。所詮テクニカル分析です。相場つき、また業績発表とか何らかの材料の発表のあった時期によって思惑に反する値動きは発生します。しかし、特に1999年からは株式取引料が自由化され、インターネット取引が活発になり、現在では個人投資家の50%以上がこのインターネット取引による売買をしています。するとそれまでの株価の運動力学とは異なったものになっています。端的には値動きが早く、利幅が少ないと言う現象です。20%も30%もの値上りをじっと待つ売買手法は通用しなくなっています。ある銘柄が底から反騰したと思ったら、すぐに数%の利益で資金が脱出します。これをこの銘柄はやっと反騰したからもう大丈夫だと買いに走る従来手法では遅いのです。利幅が取れないのです。単にテクニカル分析と言っても、過去のものは現在の株価の値動きの早さに対応するのが困難となっております。
MM法はこのような現代投資環境にマッチした、しかも単純で複雑な経験を必要としない手法です。
例えば、MM法ではすでに買い信号を発していた銘柄が相当高くなった時点で、従来のテクニカル分析手法では
遅まきながら買い信号を発したり、売り信号が出ている高値に買い信号を出してみたりします。
この現代にマッチしない従来手法によって高値をつかみ、決済して大きな損失を抱えた個人投資家は数知れずです。従来の初歩的な長短移動平均線のクロスを基本とした、さらにグランビルの方法で解釈の輪を広げたもの、また歴史的にはすばらしいテクニカル手法である一目均衡表の妄信、過去にはすばらしい実績を残し評価されているこれらの手法でも、今日の相場のダイナミズムには対応し切れません。また抵抗線、支持線のみの判断でも、どこがそれに該当するかの解釈にはその人の経験が重要です。経験の少ない個人投資家が自己判断するにはとても困難なものです。

上記のファンダメンタル分析ですが、これは株式の短期売買には向きません。
テクニカル以外に頼る方法がないのです。しかしこのように既存のテクニカル分析には不満が残るのです。

MM法は統計手法を用いた科学的な観点から開発され、この手法によって大きな成功を収めた利用者が数多く出現しております。
MM法の基幹になっているのがボリンジャバンドです。ボリンジャバンドは統計的な標準偏差の概念を用います。例えば、ある教室で生徒の身長を測るとします。平均的な身長の生徒は最も多い人数を示しますが、その身長より標準偏差(σ)の2倍背の高い、あるいは2倍背の低い生徒数はそれぞれ全体のわずかに数%しかおりません。この原理を株価に利用するのです。

極端には教室内ではほとんど居ないような身長の高い、あるいは低い生徒に対応するのが、株価では異常に高いまた低いと判断するのです。この高い株価を売り、低い株価に買いを入れる。これは科学的に立証された手法です。
しかし、MM法はそれだけではありません。このボリンジャバンドというテクニカル手法を旗艦として、しかしその欠落している部分を補佐するテクニカル手法として、RSI,DMI,およびMACDをある条件によって組み合わせます。この総合をMM法と言い、商標に登録しました。
このRSI、DMI,MACDもそれほど特異な指標ではありませんが、これを単独に使ったのではそれほど効果が上がりません。MM法という艦隊に組み込まれて初めて効果を発揮するのです。

以上難しいことを言うようですが、述べたテクニカル指標はどれも一般のチャート集には記載されており、これらを組み合わせて利用するだけです。
MM法によって開発された条件を決め、それによって検索された銘柄の中に、安全な、もちろん収益の上がる銘柄が存在します。
それらに売買を射掛けるのです。難しい計算はすべて会員ページでの検索サービスやソフトがやってくれます。

MM法の理念は第1に安全である、と言うことです。個人投資家の資金は自己資金です。リスクを好みません。
他人の資金を運用するプロとは本質的に違います。したがって手法も本質的に違うのです。
プロの言う手法で個人投資家が成功するわけがありません。


MM法の理念

個人投資家がマーケットで生き残るには、テクニカル分析による短期売買しかないと申し上げました。MM法もテクニカル分析の1つですが、概念も技術も、その基本は従来のものと異なると言うものです。

何も奇を衒ってあえてそのようにしたのではありません。従来のテクニカル分析の主流である単一のテクニカル指標によるものでは、その指標はある銘柄の値動きをよく把握するが、他の指標では合わないというのが実情です。テクニカル分析の専門家が業界雑誌、あるいはTVで個人投資家に説明するには、その銘柄に適した指標を持ってきて、ある時期の株価の値動きはこのように説明できると言います。

つまりテクニカル分析の専門家とは、このように数多くのテクニカル分析を知って、相場局面に応じてすばやく選択することができるということのようです。また、出来たとしても、それはあくまでもその銘柄の後講釈にしか過ぎません。これではTVないし情報誌の紙面をにぎわせても、実践に有効なテクニカル分析とはいえないのです。私たちが欲しいのではこの実践的なものです。

MM法はこのように単独の指標でよく出現して個人投資家を悩ませる、いわゆる“ダマシ”の信号を出さないで、常に同じ手法と判断基準で銘柄を特定することなく、すべての銘柄についての売買点を判断する手法であるのが特徴です。このような理念に立ち、MM法の構成は、その旗艦にボリンジャバンドを当てます。他に随伴する指標としてRSI、DMI、MACDを採用し、計4つの指標を用いてお互いの欠点を補佐し“ダマシ”のない判断を引き出します。

また誰でも容易に判断できるように、その指数の判断を単純化します。この判断法決定のためにはかなりな時間と研究費を費やしました。 このように構成されたテクニカル手法による判断基準によって売買検索を行い、これらを買い物籠、あるいは売り物籠に入れておき、売買チャンスの来るのを待ち伏せします。くれば躊躇なく売買します。つまり待ち伏せ手法なのです。

もちろん天底を確認して売買を入れるわけですが、どのような信号あるいは兆候がそれに該当するかの判断手法を用います。この信号がない場合は決して売買しません。 売買銘柄を検索すること自体が厳しい条件をクリアしたものでなければならないので、その出現頻度は高くありません。

あるときMM法を批判したプロはこの点をつきました。だが所詮プロは個人投資家の心情を知らないようです。プロは株取引を長期に見送ることは出来ません。職場放棄とみなされます。ですが個人投資家は何も常時取引をする必要はないのです。相場の動き見ながら、グッドチャンスの来るのを長期見つめていることも可能なのです。

MM法はこのような個人投資家のためのものです。常時取引をするプロ向けではありません。売買銘柄の検索、売買参入点の判断、これらは慎重のゆえに出現頻度は高くありませんが、それこそが個人投資家の手法だとご理解ください。

底で買い天井で売る

また天井でカラ売りし底で買い戻す

投資家にとってこれは夢ですが、今までは不可能だとされてきました。仮に試してみるにしても、非常にリスキーだと薦められなかった方法です。従来の方法はどのテクニカル指数を持ってきても、まずは株価が底から反転上昇する、その上昇が確実なものと判断してから買いを入れる、というものでした。しかし、それでは底での仕込みに比較して充分な値幅が取れません。

このような考えはファンダメンタル手法や、従来のテクニカル手法しか知らなかった時代の認識です。MM法はその呪縛から逃れて自由に売買します。MM法の考え方は、 底で買わなければ取れる利幅が少ないと同時に、利幅が取れない売買はリスキー だという考え方です。積極的に底で買い、天井で売ります。 . 

私達個人投資家 は、マーケットにおける私達の立場はなになのかということを充分に認識して、それからマーケットに参入する必要があります。そうでなければ、腹をすかした狼のいる原野で食い殺されるのが関の山です。それほどこのマーケットは弱肉強食の世界です。

証券マンから銘柄情報を仕入れ、売買情報を掴み、それで売買して大きな利益を上げた人がいるでしょうか。このよう情報は好業績の決算予想、新製品開発の報道などですが、報道されたときはすでに株価は底を離れ、かなり高い位置に来ていることが多いものです。したがってそのような情報による買いは「高値攫み」になる可能性が高いものです。
このような情報は証券会社所属のアナリストが発しますが、それをまず伝達し、トレードを薦める相手は富裕顧客です。個人投資家ではありません。アナリストが、またその所属機関が経費をかけて調査した情報を、 安易に個人投資家に渡すはずがないではありませんか。
すると私達個人投資家が儲ける方法は、そのような情報のみでなく、 テクニカル分析によるものが非常に重要になります。しかし、今日のインターネット取引が主になっているマーケットでは

従来のテクニカル手法では間に合いません。

また、個人投資家は皆、マーケットに資金を晒すのが危険だということを知っています。どんなに優秀で株価を上げている銘柄でも、一瞬の悪材料によって直ちに地獄まで下落するのを知っています。つまり長期保有は大変危険なのです。投資信託の業績を見れば一目瞭然です。

このようにみると、個人投資家が取るべき手段は、

◆近代的なテクニカル手法による短期売買

だということになります。 さらに、個人投資家はプロと違い運用するのは自己資金です。失敗は直ちに命取りになる可能性もあります。個人投資家の戦いは真剣勝負です。この勝負に、他人から借りて使い込んでいない武器で勝てるでしょうか。あくまでも自分のものとなりきった武器を持ってマーケットに参入するのが個人投資家の取るべき道
 なのです。

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*上記ボリンジャバンド,RSI,DMI,MACD 4指標の解説は、株式関係の書籍、各証券会社や情報提供   企業のホームページに掲載されています。MM法での活用意義については、会員ページや増田正美著書にのみ掲載。

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